好きな漫画の話
皆さんこんにちは
当たりと申します。
今日は僕が好きな漫画の話をしたいと思います。
その前にスピンオフというものの話をします。
皆さんは「スピンオフ」というものをご存知でしょうか？
逆転裁判に対する逆転検事であったりカイジに対するハンチョウやトネガワ
このような作品たちです。
スピンオフ作品では主役の違いを使って色々な展開に持っていくことで本編では味わえないような楽しみ方ができます。これはスピンオフの強みと言えるでしょう。
また、ほとんどのスピンオフ作品には一つの共通した事項があります。
それは....
原作の絵柄に寄せがち
これです。ハンチョウやトネガワの絵を見てみましょう
カイジ本編の絵柄と比べても見劣りがしないでしょう。
他にも金田一少年の犯人たちの事件簿だったりコナンの犯人の犯沢さんも結構寄せてます。
これは持論なのですが、スピンオフをやるならできる限りは絵柄は原作に寄せないといけないという風潮があると思います。
しかし、そんな風潮に流されない、とある作品があります。
それが僕が大好きな漫画です。そのタイトルは
恋するワンピース
です。(これは番外編の中でも結構好きな回）
恋するワンピースは世界的にも有名な漫画である、あの「ワンピース」のスピンオフ作品です。
恋するワンピース(以下恋ピ)を読むと絵柄を尾田先生に寄せるといったことは全く行っていないように思えます。
恋ピは作者である伊原大貴先生のギャグ漫画家としての地力と異常なほどのワンピースの知識量、この2つを駆使して読者を笑わせにきます。
ある回ではチョッパーの目覚まし時計をネタにしていたりまた別の回では3つ首のバスカビルをネタにしています。ワンピースが続く限りどこからでもネタを作れるので無敵です。
恋ピという作品はいままでのスピンオフ作品の概念を打ち破った作品だと個人的に思っています。原作の登場人物は一切出てこない、原作の写真を撮って貼り付けてそのまま掲載する、これらは発想の勝利です。僕はこの作品を初めて読んだときめちゃくちゃ笑いました。スピンオフ作品の新たな可能性を感じました。
最後に
色々と書きましたが恋するワンピースはスピンオフ界の奇跡です。
ワンピースという土台の上でめちゃくちゃに暴れています。
恋ピを読んでからワンピースを読んで恋ピに戻るとより一層楽しめます。
下手な文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
またお会いしましょう。さようなら
PS 伊原先生の過去の作品である伊原20days、伊原20days'がジャンプ＋で読めます。そっちもよろしゅう
